鼻水・鼻詰まりについて

鼻水・鼻詰まりは、日常生活で頻繁に経験する症状の一つです。風邪やアレルギーなどの一般的な原因から、副鼻腔炎などの慢性疾患まで、様々な要因により引き起こされます。軽微な症状と思われがちですが、適切な診断と治療により生活の質(QOL)を改善することができます。
松原市・阿保・河内松原駅の清水医院では、鼻水・鼻詰まりでお困りの患者様に対して症状の原因を見極め、患者様の状態に応じた最適な治療法をご提案いたします。慢性的な症状でお悩みの方も、お気軽にご相談ください。
鼻水・鼻詰まりの原因
ウイルス・細菌感染
風邪を引き起こす病原体の感染が原因です。透明な鼻水から始まり、細菌感染が合併すると黄色や緑色の粘性のある鼻水に変化します。発熱、のどの痛み、咳などの症状を伴うことが多いです。
アレルギー
花粉、ハウスダスト、ペットの毛、カビなどのアレルゲン(アレルギーの原因物質)による反応で、透明でさらさらした鼻水、鼻詰まり、くしゃみ、目のかゆみなどの症状が現れます。
副鼻腔炎
鼻の奥にある副鼻腔に炎症が起こる疾患で、粘性の強い鼻水、鼻詰まり、顔面の重苦しさや痛み、嗅覚障害などの症状が特徴的です。慢性化すると長期間の治療が必要になります。
その他
明確なアレルゲンがないにも関わらず、気温の変化、匂い、ストレスなどの刺激により鼻水・鼻詰まりが生じる状態です。
注意すべき鼻水・鼻詰まりの合併症
副鼻腔炎の発症
風邪症状が長引くと、副鼻腔炎を発症することがあります。顔面痛、頭痛、発熱、嗅覚障害などの症状が現れた場合は、速やかな治療が必要です。
中耳炎
鼻と耳をつなぐ耳管(じかん)を通じて中耳に炎症が波及し、耳痛、聴力低下、発熱などの症状を引き起こすことがあります。
慢性化による生活への影響
長期間の鼻詰まりは、睡眠時無呼吸症候群の悪化要因となったり、慢性的な疲労感や集中力の低下を招いたりすることがあります。
鼻水・鼻詰まりの治療
問診・検査
症状の経過、鼻水の性状、鼻詰まりの程度、アレルギー歴、季節性の有無などについて詳しくお聞きします。鼻腔内の観察、副鼻腔の触診、必要に応じて血液検査やアレルギー検査を実施し、適切な診断を行います。
薬物療法・生活指導
症状や原因に応じて適切な薬物治療を行います。抗生物質、消炎薬、抗ヒスタミン薬、点鼻薬などを患者様の症状に合わせて処方いたします。
また、室内環境の調整やアレルゲンの除去方法などについても指導いたします。
日常生活での対処法
鼻腔洗浄
生理食塩水による鼻うがいで、鼻腔内の分泌物やアレルゲンを除去します。
室内環境の調整
適度な湿度を保つことや、空気清浄機の使用も効果的です。
アレルゲンの除去
花粉の時期はマスクを着用し、ハウスダストを除去するために掃除を徹底しましょう。
水分補給
十分な水分摂取により、鼻水の粘性を下げ、排出を促進します。
鼻水・鼻詰まりでお悩みの方へ

鼻水・鼻詰まりは身近な症状ですが、慢性化するとQOLを大きく損なうことにつながります。清水医院では、患者様お一人おひとりの症状を丁寧に評価し、原因に応じた最適な治療を提供いたします。
慢性的な症状でお困りの方、症状が改善しない方は、ぜひ当院にお越しください。適切な診療により、患者様のQOLの向上をサポートいたします。