禁煙治療

平成26年全国たばこ喫煙者率調査によると成人男性の平均喫煙率は30.3%で、昭和41年の 83.7%と比較すると、48年間で53ポイント減少したことになります。これに対して、成人女性の平均喫煙率は9.8%と、ピーク時(昭和41年)より漸減しているものの、ほぼ横ばいといった状況です。男性女性ともに40代がピークとなります。
喫煙は喫煙者の身体に悪影響を与えるだけでなく、妊婦のお腹の中の胎児や出産後の赤ちゃんにまで、影響を及ぼすといわれています。また、たばこの煙には60種類もの発がん性物質が含まれており、喫煙者の方はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)や肺癌といった病気へのリスクも高まります。そういった病気を事前に予防していただくために、禁煙治療(外来)を受診いただくことをお奨め致します。

COPD

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、日本には500万人以上のCOPD患者さんがいると推定されています。COPDは、タバコなどの有害な空気を吸い込むことによって、空気の通り道である気道(気管支)や、酸素の交換を行う肺(肺胞)などに障害が生じる病気です。長期間にわたる喫煙習慣が主な原因であることから、COPDは"肺の生活習慣病"といわれ、社会的にも注目を浴びています。事前に予防していただくために、禁煙治療(外来)を受診いただくことをお奨め致します。

  • ●こんな症状の方は医師に相談しましょう。
  • ■慢性的に咳やたんが出る。
  • ■息切れがする。
  • ■動くと動悸するときがある。
  • ■タバコを吸う、または吸っていた。

肺癌(はいがん)

肺癌は早期発見がされ難い病気なので、癌死亡率は常に上位を占めており、男性の癌死亡率で1位、女性の癌死亡率は、大腸がんに続いて2位と非常に恐ろしい病気です。肺癌のリスク要因を考えるうえで、喫煙習慣を切り離して考えることはできません。非喫煙者に対する喫煙者の肺がんリスクは、男性で4~5倍、女性で2.5~3倍とされています。また、受動喫煙によって、肺がんのリスクが高くなることがわかっており、受動喫煙がない者に対し、30%前後高くなるといわれています。

ニコチンを含まない飲み薬を使用した禁煙治療

当院では、ニコチンを含まない飲み薬を使用して禁煙治療を行っています。
ニコチンを含まない飲み薬は、イライラなどのニコチン切れ症状を軽くするほか、タバコをおいしいと感じにくくします。
飲み始めの1週間はタバコを吸いながら服用しますので、どなたにも無理なくチャレンジして頂けます。
一定の要件を満たすと健康保険等が適用されますので、まずは医師にご相談下さい。

禁煙治療は12週間が基本です。

12週間の禁煙治療は、医師に相談なく禁煙治療を中断しないことが大切です。自分の力だけで禁煙するのではなく医師やご家族、知人などの周囲の人々に禁煙を宣言し、みんなで協力をし合って取り組むことが、重要です。
特に医師のアドバイスや薬の処方が受けられなくなると、失敗しやすくなります。初回の禁煙治療を受けただけで中断した人では、禁煙を続けているのはわずか6.5%ですが、12週最後まで禁煙治療を受診された人では、49.1%と7.5倍に増加し、2人に1人が治療に成功しています。
当院とともに3ヶ月間の禁煙治療を成功させましょう。

清水医院アクセス

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